テーマ:読書雑記

スタインベック、『チャーリーとの旅』を読む.

風邪をひいて学校を休みました。一昨日の雪がかなり残っていて、風も冷たいのですが、部屋にいれば明るい光が入ってきて気持ちがいいです。『チャーリーとの旅』を読了しました。スタインベックが、1960年に、愛犬チャーリーと共に、改造トラック「ロシナンテ号」で、ニューヨークを出発し、カナダ国境沿いにサンフランシスコに出て、テキサスを回って帰宅する…
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New Cambridge Shakespeare, Antony and Cleopatora

David Bevington が校訂した New Cambridge Shakespeare, Antony and Cleopatora の updated edtition (2005) を隅から隅まで精読しました.一冊本としては,Riverside edition の第2版を愛用していますが,このBevington の校訂本には…
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The Bridge of San Luis Rey~笹子トンネル崩落事故

The Bridge of San Luis Rey (1927) は,Thornton Wilder がピュリッツァー賞を取った名作です.正月の三日間で,原書と解説を読み,Audio CDを聞き,ロバート・デニーロ主演の映画(2004)を見返しました.3回目ですが,非常にいい映画だと思いました.画面に詩情があり,人物は個性が際立ってい…
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G. ガルシア=マルケス『戒厳令下チリ潜入記』.

 G. ガルシア=マルケス,後藤政子訳,『戒厳令下チリ潜入記』(岩波新書)を読みました.IFTR(国際演劇学会)でサンチャゴに行った際,自分がチリのクーデタと弾圧についてあまりに無知なことを恥ずかしく思い,とにかく,深田祐介『革命商人』上下(文春文庫),大石直紀『サンチャゴに降る雨』(光文社文庫),『ミッシング』(映画),そしてこの本を…
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ラス・カサス,『インディアスの破壊についての簡潔な報告』,岩波文庫.

ラス・カサス著,染田秀藤訳,『インディアスの破壊についての簡潔な報告』(岩波文庫,1976).原典は1552年セビリアで出版されました.著者のラス・カサスはドミニコ会修道士で,1514年から1566年の間六回大西洋を渡っています.内容は,スペインのコンキスタドールがインディアス(南アメリカおよび北アメリカの一部)で行った残虐行為を告発す…
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亀井勝一郎,『大和古寺風物誌』.

亀井勝一郎,『大和古寺風物誌』(1952)を再読しました.11月6~7日に奈良で開催された日本演劇学会秋の研究集会に行く電車の中の読書です.この本は,私が中高生の頃,つまり30年前にはよく推薦図書にあげられていてその時に読んだはずなのですが,あまり印象に残りませんでした.改めて読み直し,その思索の深さと,洗練された文章に感動しました.大…
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ジョン・バニヤン,『天路歴程』.

ジョン・バニヤン,池谷敏雄訳,『天路歴程:正篇』,『天路歴程:続篇』,(新教出版社,正篇1976;続篇1985)を読みました.意外に面白く,ほぼ二日で正続を読み終えました.訳者は間違いなく熱心なクリスチャンなのでしょう.訳語も的確で,とても読みやすいです.何より,キリスト教信仰への敬意が感じられました.ジョージ・クルックシャンクの挿絵入…
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高木徹,『大仏破壊』.

高木徹,『大仏破壊:ビンラディン,9.11へのプレリュード』,文春文庫,2007年.〔初版,文芸春秋,2004年〕. タリバンを内側から蝕んでいく寄生者アルカイダ.タリバンの良識派は次々と退けられ,結局,大仏破壊は実施され,9.11へと転げ落ちていくアフガニスタン.これは,かつての大日本的帝国と同じ構図かもしれません.東京裁判のレ…
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高木徹,『戦争広告代理店』.

高木徹,『ドキュメント戦争広告代理店:情報操作とボスニア紛争』,講談社文庫,2005年.〔初版,講談社,2002年〕. この本の読者は,ドキュメンタリー・ドラマの最上の楽しみを味わうことができます. 大手新聞社の政治部長を務める兄を含めて,何人かのジャーナリストが講義・講演をするのを聴いたことがあります.長年の取材経験を持つ…
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Wayne C. Booth, The Rhetoric of Fiction.

Wayne C. Booth. The Rhetoric of Fiction. 2nd ed. Chicago: U of Chicago P. 1983. 〔ウェイン・C・ブース著,米本弘一,服部典之,渡辺克昭訳,『フィクションの修辞学』,水声社,1991.] 「内在する作者」という概念を導入しつつ,小説における語りの諸形式…
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萩原朔美,『劇的な人生こそ真実』.

萩原朔美.『劇的な人生こそ真実』.新潮社,2010.  本当に面白いエッセー集です.特に「沼正三のプロペラ航空機」と「コルセットをした土方巽」は秀逸でした.  マゾヒストとしての沼正三の管としての身体観は,棒としての身体を説いた暗黒舞踏と完全に繋がります.萩原が解説しているように,管としての身体観は珍しいものではありません.…
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